困ったときの強い味方!身近な専門職

不動産鑑定士の活躍の場

今回は不動産鑑定士について紹介したいと思います。
資格の名前自体はよく聞くという人も多いかとは思いますが、一体不動産鑑定士とはどのような仕事をしているのでしょうか。
不動産鑑定士は、土地を評価することができる資格をいい、近年は受験者も多く合格率の低いことから「狭き門」の資格であるといえます。
不動産鑑定士は、まず、相続絡みで土地の売買を行うときなど、その土地の「評価額」を決め、公的機関に提出することが出来ます。
不動産鑑定士であれば「適正価格」を提示でき、「鑑定士がこういう価格を提示している」と、公的機関で主張することができるのです。
ここでは必ずしも有利な金額を設定できるというわけではありません。
土地には国の定めた「公示価格」というものがあり、土地を売買する際には公示価格を参考することとなっているためです。
もっとも、これをあまりに外れた金額設定が出来ないというだけであって、公示価格はあくまで参考程度のものですので、土地の状態や売主の希望も考慮したうえで、適正価格を判断することとなります。
また、不動産鑑定士は企業内で活躍する場もあります。
例えば「土地活用」「不動産コンサルティング」といった業務を担当する部署で不動産鑑定士は重宝されます。
ここでもやはり、土地の適正価格を公的機関に提出できるというのが大きな強みのようです。
このほかにも、不動産業者や時には税理士などからも、土地の鑑定書の作成依頼がくることもあります。
相続の際の「相続税対策」に必要なため、依頼がくることも多いのです。
このときにもらえる報酬額としては、20万円~30万円くらいが相場のようです。
これから日本がどんどん高齢化社会になっていくことを考えると、相続に絡んだ問題に直面する人が増えることが予想されます。
このとき、不動産の適正価格を調査するために、不動産鑑定士が必要とされるでしょう。
そういう面では、将来性のある資格といえそうです。